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高松港と岡山・宇野港を結ぶ「宇高航路」で、定期便を運航している四国フェリーと国道フェリーが、1日各22往復の全便を、3月26日で廃止することを決め、四国運輸局に事業廃止届けを提出したそうです。両社は、高速道路料金の割引や不況で、利用者が大幅に減ったためとしているようです。宇高航路は、開設100年の今年で幕を下ろすということです。利用者が減ったとはいえ、廃止となれば困る人もたくさんいるでしょう。100年続いた航路がなくなるのはさびしいことです。
英国などの研究チームが、ヒトの老化に関係する遺伝子を初めて確認したそうです。染色体にある「テロメア」に関わる遺伝子で、遺伝子の型によっては細胞レベルの老化が3〜4年早まる可能性があるということです。染色体の末端にあるテロメアは、細胞分裂の度に短くなり、老化と関係すると考えられているようです。個人差があるというのが興味深いです。
ドイツ製薬大手のべーリンガーインゲルハイムが、日本の大衆薬大手エスエス製薬を、株式公開買い付け(TOB)で完全子会社化することにしたそうです。べーリンガーは、世界で大衆薬を含む消費者向け製品を強化する方針で、エスエスとの連携強化で事業拡大を狙っているようです。べーリンガーの医療用医薬品をエスエスが大衆薬に開発して、日本国内で販売するほか、エスエスの大衆薬をべーリンガーの販売網を使って海外で販売するということです。エスエス製薬の大衆薬が、海外でもよく売られているようになるかもしれません。
ペルー政府が、ペルー南部の世界遺産マチュピチュ遺跡への立ち入りを当面、全面的に禁じるそうです。遺跡周辺を襲った豪雨で、鉄道や道路などが寸断され、観光客の安全を確保できないと判断したためだということです。ヘリコプターの使用は地元の人たちへの物資輸送などに限り、マチュピチュへの道も通行禁止にするようです。遺跡を再び眠りにつかせてあげたいような気もしますが、ペルーにとっては、観光収入の減少は大打撃でしょう。
ウクライナ大統領選で、野党の地域党党首ビクトル・ヤヌコビッチ前首相が、得票率でユリア・チモシェンコ首相を3ポイント近く上回って、当選を確実にしたそうです。2004年の「オレンジ革命」で脱ロシア、欧米接近を急速に進めたウクライナは、親ロシアのヤヌコビッチ氏が政権をとることで、軌道修正することになるようです。ヤヌコビッチ氏の当選で、ユーシェンコ大統領が進めようとした欧米の軍事ブロックである北大西洋条約機構(NATO)加盟などの政策は転換され、ロシアの影響力が強まるということです。ウクライナで、ロシアと歴史的、文化的につながりの深い東部が、西部に勝ったという見方もあるかもしれません。
国内食品最大手のキリンホールディングスと、2位のサントリーホールディングスが、交渉を進めていた経営統合を取りやめることにしたそうです。新たに設立する持ち株会社の統合比率で歩み寄ることが出来ず、交渉打ち切りを決めたということです。サントリー株式の約9割を握る創業家の扱いをめぐって、折り合えなかったようです。統合が実現すれば、世界の強豪に仲間入りして、グローバル競争に進出していけたかもしれませんが、今後中国市場などで、苦戦を強いられることになるでしょう。また別の相手を探すことになるのでしょうか。
ベンガル湾に浮かぶインド領アンダマン諸島で、先住民が話していた二つの言語の最後の話者が相次いで亡くなり、両言語が絶滅したそうです。亡くなったのはボロさんとボアさんで、2人は「大アンダマン島人」と呼ばれるネグリート(黒色人種)系、先住民族の末裔で、その民族の中の各部族が話す四つの言語のうち、それぞれコラ語とボー語を母語とする最後の1人だったようです。19世紀に英国が植民地化した時点で、大アンダマン島人は約五千人いて、10の言語が存在したものの、外部から入ってきた伝染病や戦闘などで、人口も言語の種類も減り続け、約50人が保護区内で暮らすだけだということです。ボロさん、ボアさんは話し友達だったらしいですが、今度はあの世で、先人たちと話していることでしょう。